人と設備を活かし、
製造現場の未来を築く

包装工場:生産部・マネージャー
2005年度入社
植田 勲UEDA Isao

多彩な製品を支える製造部門のマネジメント

私は包装工場の生産部門で、ティーバッグやリーフ茶、海苔、ギフト製品の製造全般に携わっています。日々の製造業務だけでなく、新しい製造設備の導入提案やその準備、人員の採用と管理、そして機械の修繕といった業務まで幅広く担当しています。変化と多様性のある現場だからこそ、柔軟で総合的な判断力が求められます。

商品が店頭に並ぶときの達成感

大手企業様とのお取引に加えて、新たな企業とのご縁が生まれた際、そして実際に自社製品が店頭に並んでいるのを目にしたときには、何とも言えない喜びと達成感があります。製造現場にいながらも、世に出る製品の“最初の担い手”としての責任を実感する瞬間です。業務を進めるうえで私が意識しているのは、あらゆる案件に対して「最善」と「最悪」のパターンを常に想定しておくこと。そして、報告・連絡・相談を欠かさないことです。基本に忠実であることが、結果的にチームを守ることにつながると考えています。

自らの提案が現場の変化を生んだ経験

これまでの仕事の中で特に印象に残っているのは、自分の提案によって新しい製造設備を導入できたことです。ボトムアップの姿勢で意見をあげ、それが採用されて新たな設備が導入され、生産効率が向上し、人員の負担も軽減されました。現場で働く仲間の表情が明るくなったとき、自分の役割の意義を深く感じました。

「安定」を求めて選んだ道

私がハラダ製茶を志望したきっかけは、結婚を視野に入れたとき、より安定した企業で腰を据えて働きたいという想いがあったからです。飲食業からの転職で、製造経験もなかった私ですが、今ではこの職場で19年目を迎え、マネージャーとして多くの人と関わりながら仕事をしています。

接客経験が活きた、円滑な人間関係づくり

入社前は、実家の飲食店で人と接する機会が多くありました。その経験は、製造の現場でのコミュニケーションにも大いに役立っています。中途入社という立場でも臆することなくさまざまな方と話ができたのは、その経験があったからこそ。今も、風通しの良い職場づくりをめざして、日々の対話を大切にしています。

170名のチームをひとつに。
未来の工場づくりへ

今後の目標は、ハラダ製茶がこれからも長く安定して製品を生み出し続けられるよう、人と人とがしっかりとコミュニケーションを取れる環境をつくることです。どんなに高度な仕組みでも、最後にそれを動かすのは人。だからこそ、一人ひとりの人間力を大切にし、それぞれが自発的に動ける組織づくりに取り組んでいきたいと思っています。

未経験でも、一緒に歩める職場

私は飲食業から製造業へ転職した中途入社組です。右も左もわからない状態からスタートしましたが、当時の上司や仲間の支えがあって、ここまで続けてこられました。今では男女問わず中途入社の社員も多く、共に支え合い、刺激を与え合える職場になっています。製造未経験の方も、安心して飛び込んできてください。ぜひ一緒に働きましょう。