お茶の新たな価値を
届ける原料開発

原料事業部:係長
2020年度入社
内田 浩太UCHIDA Kouta

飲料メーカーと共につくる“お茶”の可能性

私は現在、ペットボトルやチルド、缶飲料を製造・販売する飲料メーカー様向けに、OEMを中心としたお茶原料の開発と販売を担当しています。お客様が求める味や香りを実現するために、原料のブレンドや焙煎加工を行い、最適な茶原料を提案。輸入原料の手配や製品の供給管理も含め、製品化までの流れをトータルにサポートしています。

市場に製品が並ぶ喜びと、お客様との信頼関係

日々の業務の中で最もやりがいを感じるのは、お客様からの依頼に対し、期待以上の提案ができたときです。市場ニーズを把握し、原料の持つ可能性を最大限に活かした提案が採用され、製品として世に出た瞬間の充実感は何ものにも代えがたいものがあります。また、社内外の関係を築きながら仕事を進めていく中で、自身の成長も実感でき、それが次のモチベーションにもつながっています。

原料提案から製品化までの濃密な経験

大手飲料メーカー様との取引では、NB商品のリニューアルにあたり、緑茶原料の提案機会をいただきました。味の調整を繰り返し、産地視察にも何度も同行する中で、ようやくご納得いただける原料に仕上がり、製品として採用されました。市場に新パッケージの製品が並んだ瞬間、長い工程のすべてが報われた気がしました。この経験から、お客様や消費者のニーズを深く理解することの大切さを学びました。

伝統と革新が共存する会社

ハラダ製茶は、100年以上の歴史を持ちながらも、最新技術やトレンドを柔軟に取り入れる会社です。家庭用・業務用の茶葉やティーバッグの製造だけでなく、ペットボトル向け原料の供給、さらには葬祭事業にも取り組んでおり、非常に幅広い事業展開をしています。私の所属する原料部は、社員同士の距離も近く、明るく相談しやすい雰囲気があり、入社当初から安心して業務に取り組めました。

身近なお茶から広がった世界

就職活動中、父から紹介されて初めて知った「ハラダ製茶」。調べていくうちに、日頃から自分が飲んでいたお茶を製造していることを知り、興味を持ちました。緑茶や紅茶、烏龍茶がすべて同じ茶葉から生まれることや、お茶の奥深さに魅了され、この世界で働いてみたいと思うようになりました。自社ブランドとOEMを両軸で展開し、お茶の可能性を追求する姿勢にも共感しました。

挫折と努力から得た経験が、今に活きている

学生時代は野球部に所属し、体格に恵まれていなかった分、技術と努力でポジションを掴もうと取り組んできました。練習のしすぎで腰椎分離症を患ったときも、仲間への配慮と自身のトレーニングを両立し、最後の大会に出場。全国でも注目された早実戦では打たれてしまいましたが、貴重な経験となりました。何事も諦めず、笑顔と挨拶を大切にする姿勢は、社会人になった今も私の支えとなっています。

もっと魅力を伝える営業に

これからの目標は、より多くのお客様に信頼される営業になることです。そのためにも、原料に関する専門知識や品質管理の理解を深め、営業スキルを磨いていきたいと考えています。また、時代に合ったお茶の新しい価値を模索しながら、積極的に商品提案を行い、業界全体の発展に貢献していける存在を目指しています。

お茶の未来を一緒につくっていきましょう

ハラダ製茶は、お茶や葬祭といった専門性の高い分野に取り組んでいますが、知識がない状態からでも、誠意を持って向き合えば必ず成長できる環境があります。社員同士の連携も強く、明るく前向きに働ける職場です。お茶は日本だけでなく世界中で親しまれている飲み物。私たちと一緒に、その価値をもっと広げていきましょう。