日本茶を、
次の世代へ伝えたい
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広域事業部:副部長
2012年度入社 - 冨田 尚宏TOMITA Naohiro
お客様に届く、NB・PB商品の提案と開発
現在は、スーパーやドラッグストア、コンビニなどの量販店に向けて、ハラダ製茶のナショナルブランド(NB)商品および、取引先企業のプライベートブランド(PB)商品の営業を担当しています。単なる営業にとどまらず、PB商品の開発にも深く関わり、商品が形になるまでのプロセスを二人三脚で進めていく仕事です。
商品が店頭に並び、手に取られる喜び
自身が開発に携わった商品が実際に店頭に並び、誰かがそれを手に取ってくれる瞬間を目にしたとき、大きなやりがいを感じます。今はマネージャーとして、チームメンバーが同じような達成感を得る場面に立ち会えることにも、深い喜びを覚えるようになりました。営業活動においては、社内外問わず「常に相手の立場に立って考えること」を信条としています。
試行錯誤の先に得た達成感
ある企業のPB開発プロジェクトでは、市場調査からコンセプト設計、商品開発、そして何度もの調整と提案を重ねてきました。取引先の社内会議で計画が一度は否定されるなど、困難も多くありましたが、最終的に発売が決定したときは大きな達成感がありました。一筋縄ではいかないからこそ、成果として実を結んだときの喜びは格別です。
チャレンジを歓迎する、風通しの良い社風
ハラダ製茶は、業界2位というポジションに甘んじることなく、常に新しいことに挑戦し続ける会社です。自社農園から原料加工・包装まで一貫管理できる体制があるからこそ、柔軟な提案やOEMへの対応力にも強みがあります。営業部門では女性比率も高まり、新卒・中途、20代・30代の融合によって活気あふれるチームが形成されています。
「食品メーカー営業」として選んだ道
前職では店頭販促物の営業に携わり、印刷やデザインの知識を学びました。その経験は、商品開発の場面で今も大いに活きています。メーカー営業の中でも「食品」に携わりたいという思いがあり、縁あってハラダ製茶の求人に出会い、2012年に入社しました。
デザインの知識が商品開発に活きる
印刷やパッケージデザインの現場にいた経験から、商品開発時にパッケージの見せ方や店頭での印象について意見を出すことができています。これまでに学んだスキルが異なる分野で生きるというのは、転職者としての強みであり、今後も多方面での経験を活かしていきたいと考えています。
日本茶をもっと多くの人に届けたい
「日本」と名のつくお茶は緑茶だけです。長年日本人に親しまれてきた日本茶の魅力、特に茶葉で淹れる本来の美味しさを、若い世代にも伝えていきたいと強く思っています。将来的には、日本全国どこのお店に行っても、ハラダのお茶が自然に提供されるような世界を実現したい――そんな夢を抱いています。
新しい感覚が、これからの日本茶をつくる
ハラダ製茶には今ない新しい感覚や世代の声こそが、これからの会社を形づくるうえで欠かせないと考えています。新しい風を吹き込んでくれる仲間とともに、日本茶の魅力をもっと広げていきたいです。そして、私たちが茶葉の価値を正しく伝えることができれば、消費量の増加にもつながり、生産者である農家さんの支援にもなります。それは、SDGsの観点からも意味のある取り組みです。