企画から広報まで。
お茶に込める、伝える力
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商品部:課長
2018年度入社 - 髙﨑 知巳TAKASAKI Tomomi
商品企画の全工程を担う、マルチな仕事
私の業務は、新商品のコンセプト立案から始まり、原料やパッケージの仕様決定、デザイン制作、資材の手配、製造までを一貫して担当する商品開発です。パッケージデザインや外注ディレクション、広報企画やPRイベントの運営まで幅広く関わり、全体の流れを見ながら仕事を進めています。多くの部署と連携するため、日々のコミュニケーション力が重要な鍵を握ります。
自分が企画した商品が「カタチ」になる喜び
ひとつの商品が完成し、実際に市場で手に取られる瞬間を見たとき、大きな達成感があります。SNSでお客様の反応がダイレクトに届く時代になり、喜びや評価の声が届くと、さらにやりがいを感じます。また、関係各所との連携がうまくいき、チームでひとつの目標を達成できた時の喜びも、この仕事ならではの魅力です。
インフルエンサーとの共創で得た視点
特に印象に残っているのは、インフルエンサーとのコラボ商品開発です。その方のYouTube動画を見てブランド理解を深め、商品企画に反映させるという経験は、マーケティング的な視点や消費者理解の重要性を再認識する機会となりました。ランディングページの設置やECサイトとの連携など、販売導線づくりまで含めて戦略的に動いたことで、非常に学びの多いプロジェクトになりました。
連携の力で進める、信頼と成果のものづくり
ハラダ製茶は、部門ごとの連携がとても重要な会社です。ひとりひとりに明確な役割が与えられ、それを自分の責任で全うする文化が根付いています。その中で、部門の垣根を超えてコミュニケーションが取れれば取れるほど、仕事はスムーズに進み、成果も生まれやすくなる。それがこの会社の面白さであり、仕事のやりがいにもつながっています。
自らの手で商品を生み出したいという思い
前職では広告業界にいて、立体広告物の設計・デザインに携わっていました。当時はクライアントのPRを支援する立場でしたが、次第に「自分自身が商品を企画して売ってみたい」という想いが強まりました。そんな中で出会ったのがハラダ製茶。日本の基幹産業の一つでもある「お茶」の世界で、自らの手で商品を企画し、広げていく仕事に挑戦したいと思い、入社を決意しました。
デザインと伝達の経験が、現在に活きている
広告業界で学んだ「見せ方」へのこだわりや、視覚的に魅力を引き出す工夫は、現在のパッケージ制作やプロモーションに活かされています。また、外注先とのやりとりで培った「伝える力」は、今の職場で部署を越えて連携する際の大きな武器となっています。過去の経験が、今の自分のスタイルや仕事の進め方にしっかりと結びついていると感じています。
本質を捉え、仕組みをつくる視点を養いたい
商品部は多くの部門と関わるため、必要な知識やスキルの幅がとても広いです。私は情報を整理し、パターンをつかんで業務を仕組み化することを意識しています。ただし、それだけでは不十分で、本質を理解し、現場の声をしっかりと受け止める姿勢が大切です。今後は、商品開発にとどまらず、広報やマーケティングの領域まで視野を広げ、よりよい価値提案ができる人材を目指したいと考えています。
自分の経験が、必ず仕事に活きてくる
どんな経歴であっても、それまでの経験は必ずどこかで活かせると私は思っています。各部署で求められるスキルを標準的に身につけつつ、自分らしさや経験を“強み”として加えることで、より魅力的な仕事ができるようになります。情報を整理し、物事の全体像を捉えながら抜けなく進める力、理解力と説明力のバランスを養うことで、仕事の質も高まっていきます。ハラダ製茶には、それを実践できる環境があります。ぜひ、一緒に挑戦しましょう。