冷静に、着実に。
現場を支える技術力
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包装工場:生産部・課長補佐
2016年度入社 - 鈴木 龍太郎SUZUKI Ryutaro
安定した生産ラインを支える機械保全の仕事
私は包装工場生産部に所属し、煎茶・抹茶・紅茶・麦茶などの原料をパッキングするラインの保守・メンテナンスを担当しています。8年間、予防保全や故障時の修理といった機械保全の業務に従事しながら、生産性の安定と、現場作業者が安心して働ける職場づくりに力を注いできました。現場の「止まらない」を支える、縁の下の力持ちのような役割です。
焦らず冷静に、トラブルを乗り越える
機械による生産には、トラブルがつきものです。とくに大きな不具合が起きたとき、焦りに支配されそうになる場面もありますが、「焦りはミスや事故の原因になる」と常に自戒し、どんな状況でも冷静な判断を心がけています。トラブルを解決できたとき、現場がまた動き出す瞬間には、やりがいとともに「この仕事をしていてよかった」と感じられます。
ベテランの技術を受け継ぎ、
新茶シーズンに挑んだ日々
入社6年目の春、新茶シーズンという最繁忙期に「SIG4号ライン」の担当に抜擢されました。長年ベテラン社員が任されていたこのラインは、癖のある機械が揃っており、最初は調整に苦戦する日々が続きました。しかし、試行錯誤を重ねるうちに徐々にラインは安定し、目に見えて成果が現れるように。順調に稼働しはじめたときの達成感は、これまでで最も大きなもののひとつです。
女性が安心して働ける、整った環境
私が感じるハラダ製茶の大きな魅力は、女性が働きやすい環境が整っていることです。現場作業者の9割が女性である本社・向谷工場では、重作業の多くが機械化されており、ISO9001やFSSC22000といった品質・安全の国際認証も取得。清潔で安全な職場環境が保たれ、性別に関係なく長く安心して働ける体制があります。
静岡で生まれ育ち、地元企業とつながったご縁
前職では飲料メーカーに勤務していましたが、日々がルーティン化されていたことに少し物足りなさを感じていました。そんな時、地元・島田市に本社を構えるハラダ製茶の機械保守職の求人を目にし、面接で出会った社員の人柄に惹かれて入社を決意しました。機械好きな自分にとって、日々変化のある現場と、機械の奥深さに触れられる今の仕事は、まさに天職です。
サッカーで培った連携力と判断力を仕事にも
小学生のころから現在まで、ずっとサッカーを続けています。学生時代はセンターバックとしてチームの守備を統率してきました。試合中に即座に判断し、声をかけて周囲を動かす役割は、仕事でも同じ。突発的なトラブルが発生した時の判断力や、現場での情報共有・連携力は、サッカーで身につけた経験が土台になっていると実感しています。
後輩の育成と組織力強化がこれからの目標
今後は、後輩の育成にさらに力を入れていきたいと考えています。向谷工場の技術担当者は比較的若く、私自身も中堅層としてその育成に関わる時期に来ています。私たちの仕事には、機械修理だけでなく、ISO・FSSC対応や人員管理、データ処理といった幅広いスキルが求められます。自ら考えて行動できる人材を一人でも多く育て、将来の柱になってもらえるようにサポートしていきたいです。
チャレンジ精神を持って、ともに未来をつくろう
ハラダ製茶は、農園・工場・営業所など多くの拠点を持ち、グループ会社も含めて成長を続ける企業です。しかしその規模に比して、経営陣との距離が非常に近く、社員一人ひとりの意見や思いを発信できる風土があります。若いうちから様々な挑戦ができる環境だからこそ、自分に合った仕事ややりがいがきっと見つかります。一緒にハラダ製茶の未来をつくっていきましょう。