好きなお茶を、
自分の手で届ける
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本社工場:生産部
2024年度入社 - 鈴木 朱音SUZUKI Akane
ティーバッグ製造の最前線で
私は現在、本社工場の生産部にて、テトラ型ティーバッグ製品の製造を担当しています。お茶の原料からティーバッグを作り、袋詰め・検品・箱詰めまで、一連の流れをオペレーターとして担当するようになりました。入社直後は完成品の検査業務が中心でしたが、少しずつ業務に慣れるにつれ、機械操作を任されるように。製造現場では、効率良く正確に作業を行うだけでなく、周囲との連携がとても重要です。先輩方に支えていただきながら、日々の業務に取り組んでいます。
実感する「製造者としての責任」
製造中は機械と向き合う日々ですが、スーパーなどで自分が作った製品が並んでいるのを目にすると、「本当に店頭に出ているんだ」と実感し、やりがいを感じます。同時に、学生だった自分が社会人として商品を生み出す立場になったことへの責任感も芽生えます。入社時、上司から「仕事ができなくてもいいから、まずは人間関係を大切に」と言われた言葉が心に残っています。それ以降、挨拶や感謝を欠かさず、笑顔を忘れず、先輩との信頼関係を築くことを何よりも大切にしてきました。
「一人でもできるようになった」実感が自信に
入社当初は右も左もわからず、必死で先輩の指示に従っていた毎日でした。製品ごとの梱包の違い、検査機器の扱い、箱の組み立て方まで、すべてが初めてのこと。でも、少しずつ機械の扱いを覚え、一人で任せてもらえる場面が増え、「もう一人でも大丈夫だね」と声をかけてもらったときは、本当に嬉しかったです。作業の中では、効率を意識して先回りの行動を心がけ、振り返りながら改善を重ねています。
居心地の良さが、前向きな気持ちを育てる
ハラダ製茶の魅力は、提案制度があることや、温かくて風通しの良い職場環境です。現場で気づいた改善点や提案を自由に発信できる場があり、それを受け止めてくれる会社の姿勢に魅力を感じます。また、先輩たちとの距離も近く、年齢差を感じることなく、分からないことを素直に聞ける雰囲気があります。私の配属ラインは特に話しかけてくれる先輩が多く、不安な気持ちをすぐに払拭してくれました。明るい空気の中で働けることが、日々のモチベーションにつながっています。
お茶とともに育った原点から
私がハラダ製茶に入社した理由のひとつは、実家でお茶の栽培をしていたこと。幼い頃にはお茶摘みや製茶工場の見学も経験し、自然と「お茶」に親しんできました。高校3年の時に工場見学をさせていただいた際、見慣れた商品が次々と流れていく様子や、徹底した衛生・品質管理に感銘を受け、「ここで働きたい」と思いました。島田市出身という親しみもあり、ハラダ製茶は私にとってとても身近な存在でした。
資格勉強で得た集中力と協調性
商業高校時代は資格取得を目指して、放課後に仲間と勉強に励んでいました。特に簿記の検定では、仲間と励まし合い、支え合いながら目標に向かって取り組む楽しさを知りました。この経験は、今の製造の仕事にも活きています。大量生産の現場では集中力が欠かせませんし、先輩と協力して業務を進めるチーム意識も重要です。できなかったことができるようになったときの喜びを噛みしめながら、日々成長を実感しています。
まずは今の現場で一人前に
今の目標は、ライン業務を一人前にこなせるようになること。機械操作も検品もスムーズにできるようになるために、先輩の技術を見て学び、失敗から学んでいきたいと考えています。将来的には、他のラインや工場、グループ会社の業務にも挑戦し、知識と経験を活かして幅広く活躍できる社員を目指しています。
自分の「頑張れる理由」がきっと見つかる
就職活動をしている皆さんには、「ここでなら頑張れる」と思える理由を持てる会社を選んでほしいです。明確な夢や目標がなくても、好きなものに関わる仕事、信頼できる先輩方に囲まれた環境があれば、前向きに頑張れます。最初は誰でも分からなくて当然。だからこそ、やる気や前向きな気持ちを大切にして、一歩踏み出してみてください。きっと、あなたの「頑張れる場所」が見つかるはずです。