想いを届ける、
お茶の提案力
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原料事業部:部長
2005年度入社 - 土海 考司DOKAI Kouji
全農・JAから飲料原料まで、
多様な営業フィールド
私は営業第一部に所属し、全農・JA向けの新茶・銘茶・ギフト商品の提案営業や、大手飲料メーカーに対する茶原料の営業を担当しています。伝統的な茶葉の販路拡大と、時代に即した飲料原料の開拓という両軸で、幅広い業務に取り組んでいます。どちらも“お茶”という共通項を持ちながら、求められる提案力や対応力はまったく異なり、日々刺激のある仕事です。
提案が刺さった時の手応えと信頼
JA関係の商談で自分の企画や提案が相手の心に響いたとき、また、大手飲料メーカーの新製品に自社の原料が採用されたときには、何ものにも代えがたい達成感があります。営業という仕事において、私がもっとも大切にしているのは人間関係です。会社の看板はもちろん大切ですが、最終的には“個”として信頼してもらえるかが勝負です。想いが通じた時の喜びは、何度経験しても心に残るものです。
失敗こそ、成長の原動力
これまでのキャリアの中で、多くの失敗を経験してきました。しかし、その失敗からこそ学べることが多く、今の自分を形づくっていると思います。最初のころは大手企業の担当者を前にすると緊張していましたが、今では自然に商談ができるようになりました。けれども「これで十分」とは思いません。もっと知識を深め、もっと広くお茶を伝えられる営業になりたいと、日々学びと進化を重ねています。
チャレンジを歓迎する企業風土
ハラダ製茶は「なんでもTRYさせてくれる会社」だと思っています。やりたいこと、提案したいことがあれば、年次や立場に関係なくチャレンジできる環境があります。だからこそ、自分から発信することにやりがいを感じる人にはぴったりの職場です。上司や同僚との距離も近く、風通しの良い雰囲気のなかで、のびのびと仕事に向き合えるのが魅力です。
原点は“お茶の里”で育った少年時代
私の出身地は、本山茶の発祥地。実家は農家ではありませんでしたが、幼いころからお茶はとても身近な存在でした。大学では農学部に進学し、農業について学んだことから「日本の農業に関わる仕事がしたい」と強く思うようになり、自然とハラダ製茶を志望しました。今は営業の現場にいますが、“日本の農”と“お茶文化”の未来に貢献したいという想いは、当時から変わりません。
熱中と努力がつくった自分の土台
高校時代は硬式野球部に所属し、走って、走って、走りぬいた日々でした。あの3年間を思えば、いま多少の困難があっても「乗り越えられる」と思える自分がいます。大学では音楽に熱中。ジャンルは違えど、夢中で取り組んだ経験が、今の仕事でも粘り強さや柔軟な思考力となって活きています。
もう一度、煎茶を世界へ
今後は、もう一度「煎茶の美味しさ」を日本全国、そして世界中の人々に伝えていきたいと考えています。煎茶は、日本人の文化に根差した飲み物ですが、その魅力が正しく伝わっていない現状もあります。ハラダ製茶として、そして営業担当として、もっと多くの人に“本当に美味しいお茶”を届けたい。そのためにも、まずは私自身がさらなる努力を積み重ねるべきだと感じています。
出会いが人生を動かす
人生は出会いがすべてだと思います。どんな人と、どんなタイミングで出会い、どんな会話をするかで、進む道が大きく変わります。だからこそ、今この瞬間を大切にしながら、仕事も遊びも趣味も、すべてを全力で楽しんでほしいと思います。向上心と想いをもって歩み続けられる人こそ、未来を切り拓けると信じています。私たちも、そんな仲間を心から歓迎します。