人生の節目に、
心を尽くして寄り添う

葬祭部:東水戸ホール・チーフ
2022度入社
相田 莉音AITA Rion

ご遺族に寄り添い、式のすべてを支える仕事

葬儀担当者として、ご遺族との打ち合わせから式場・火葬場の手配、葬儀当日の立ち会いまで、一連の流れを担うのが私の仕事です。寝台車での故人様のお迎えや、ご納棺の儀式、式場の設営や進行もすべて行い、お葬式後の法事のご案内やアフターフォローまでご対応しています。故人様をお見送りするその日まで、ご遺族の想いに寄り添いながら、丁寧に準備を整えています。

新しい経験と感謝の言葉がやりがいに

この仕事のやりがいは、ご遺族から「ありがとう」「あなたが担当で良かった」と感謝の言葉をいただいたときに実感します。特に、これまで担当したことのない宗派や地域の葬儀に携わることで、新たな知識や経験が増え、成長を実感できることも嬉しい瞬間です。大切なのは、ご遺族の深い悲しみに共感し、傾聴の姿勢を忘れないこと。どんなときも丁寧に接し、信頼される対応を心がけています。

想いを形にするメモリアルコーナー

葬儀が終わったあと、ご遺族から「相田さんでよかった」と直接言っていただけたことがあります。そのときに式場内に設置した「メモリアルコーナー」がとても喜ばれたのです。ご遺族からお預かりした故人様の写真や思い出の品を飾り、会葬者の方々からも「素敵だった」と高評価をいただきました。皆さんの記憶に残る空間をつくれたことに、大きな達成感を覚えました。入社当初は言われたことをこなすだけで精一杯でしたが、3年目を迎えた今では、ご遺族の想いをくみ取ったご提案ができるようになりました。自分の成長を実感すると同時に、この仕事の奥深さを日々感じています。

風通しがよく、学びの多い職場

ハラダ製茶は、風通しがよく社員の声を大切にしてくれる会社です。定期的な面談や相談の機会が設けられていて、悩みや不安を一人で抱えることはありません。また、マナーや司会の講習など研修制度も充実しており、県外研修では他部署の業務を知ることで視野も広がります。人間関係も良好で、安心して働ける環境が整っていると思います。

「人の役に立ちたい」という想いが原点

就職活動中、特定の業界に絞っていたわけではなく「人の役に立ちたい」という漠然とした思いを持っていました。そんな中でハラダ製茶を知り、人生の節目に関わることができる葬祭の仕事に大きな魅力を感じました。入社の決め手は、JAグループとしての信頼感と、面接時にこちらの質問に丁寧に答えていただいた誠実な対応です。

学んだスキルが、実務の土台に

学生時代は短期大学で秘書科を専攻し、ビジネスマナーや電話対応、文書作成などの演習科目に力を入れていました。こうした基礎的なスキルは、実務でも大いに役立っています。特に、入社直後の電話対応などでは、落ち着いて受け答えができたのはこの経験のおかげです。社会人としての基本をしっかり学んでいたことが、今の業務を支える基盤になっています。

専門性を深め、頼られる存在へ

葬儀には宗教や地域、規模によってさまざまな形式があり、同じものはひとつとしてありません。まだまだ知識も経験も不足していると感じる場面が多く、納棺や司会などの業務についても、プロとして見劣りしないようこれから技術を磨いていきたいと考えています。目標は「葬祭ディレクター1級」の取得。知識と実力を高め、より多くのご遺族の想いに応えられるよう努力を続けていきたいです。

未経験でも、
人と向き合う気持ちがあれば大丈夫

入社前、葬儀についての知識がまったくなかった私でも、長期間のOJTと先輩方の支えのおかげで、一人前の担当者として独り立ちすることができました。ご遺族の気持ちに直接触れる仕事だからこそ難しさもありますが、その分やりがいも大きく、自分自身の成長を感じられる職場です。人と関わることが好きな方、人の役に立ちたいという思いを持っている方に、ぜひ挑戦していただきたいです。